【4.執筆活動♡旅編@渡嘉敷島生活③どんでん返しの幸せ〜】
3日目〜6日目
毎朝、太陽の光と隣のテントのおっちゃんの演歌で目が覚める!笑
海と空と大地と太陽と月と星と、大好きなものに囲まれて、私のHappyはどんどん充電されていく。
執筆
広くて美しい海や空を見ながら執筆してみる日々。一つ一つの思い出を、結んで、手放して、1文字ずつ言葉にして出していく。私にとって本を書くっていう作業は、自分の今までの人生の全ての出来事や出逢いを『愛しなおす』っていうことでもあったみたい。
楽しくて美しい日々はもちろんのこと、後悔も痛みも弱さも、その意味をちゃんと感じて、その奥にある大切なメッセージに改めて気づく。一つ一つの出来事が宝物に変わったら、心の大切なところにしまって、また前へと歩き出す*
そして、1文字ずつに、愛を込める。
心の中から溢れた愛を、みーんなへ届けられるように♡笑♡
そうするとね、全ての出来事は、私にその奥の愛を教えてくれるために、私の中にある宝物を思い出させてくれるために起きていたんだっていうことに気づく。
地球の豊かさ
ここ、私のリビングーーーーー!!!!
という感じで、毎日地球で遊んで、美しい海をもっと好きになって、空を見上げて空の青さや雲の白さに癒されて、夕焼け空のグラデーションは相変わらず毎日違う色で私に感動を届けてくれた。ヤドカリも魚も鳥もヤモリもテントの中のありんこも、みんな愛おしくって、可愛い。
森の緑は無限大に違った緑で溢れているし、海の色も輝きも森の緑も砂の色でさえ、太陽や月の傾きによってどんどん変わっていく。一瞬一瞬、地球をますます好きになる。
地球に生まれてこれた幸せを、渡嘉敷島は改めて私に思いっきり感じさせてくれた♡
血まみれからのどんでん返し
岩の上を歩きながらサンゴとヤドカリと遊んでたら、すごい勢いで滑って転んで、左腕が肘から手のひらまで一気に血が流れた。次から次へと血があふれだしてきて、血がポタポタ。「わーお、すごい!!こんな血が出ること滅多にない!!」と思った私は、冷静に写真を撮った(笑)。そうしているうちにも、どんどん湧き出てくる血・・・。すると、どこからともなくジェントルマンが現れた。血だらけの腕を見られたらびっくりさせちゃうなぁと思って隠そうと思ったけど・・・。私の怪我に気づいたジェントルマンは持っていたタオルで止血してくれた。そして一緒に浜辺まで歩いてくれて、すぐに病院までのタクシーを呼んでくれた。本当に感謝。。。
そして、島の診療所へ(実は前からちょっと憧れていた笑)。病院とは違って、必要最低限の医療器具。薬の処方はしているけどガーゼ等は処方できないみたい。なんだか痛くて半泣きになったけど、みんな優しく手当てしてくれて、帰りに寄った売店のおばちゃんも「あら、怪我してるの?大丈夫—?」って、優しくて、ただただ感動♡温かい涙w
診療所からの帰り道、お金がなくて1時間以上かかる道を歩いていたら、またまた優しいおばちゃんが車で拾ってくれた。
キャンプサイトに戻ると、またまた優しい管理人のおばあちゃんが心配して待っていてくれた。
ここ数日間、あえて一人を選んで過ごしてきたから、久々に人とちゃんと触れ合った気がした。本当に困った時には、やっぱり世界中どこにいてもいつも人に救われてた私。看護師をしていた時も思っていたけど、本当の意味で人を救えるのは、医療でも技術でも知識でもなくて、人間の温かい心なんだ。それは、愛。
誰かの心の温かい部分(愛情)に触れるだけで、生きる力は増していくし、心の奥から癒されて不安は溶けていく。
広い空と海と夕日を見に、展望台へ。人の優しさにたくさん触れて、さらに地球の美しさに触れると、すぐに元気が湧き出てきた!!!怪我も、思いっきり生きた勲章だ(笑)!!
すっかり元気になった私の目の前に、またまたさっきのジェントルマンが現れた。そこでたまたま出会った一人旅中の女の子と3人で一緒に焼肉を食べることになった。ここ最近、お金がなくてずっとお腹が空いていた私は、ずっと焼肉が食べたかったから、まさか目の前に焼肉が現れるなんてもう最高の幸せ(牛さんありがとう)。ビールも飲んで、語って。花火をして、流れ星を見て。そしてまた心が救われた。
1人になって、幸せや楽しさの後に心に訪れてきた、少しの不安や自信のなさ。
でも、出逢った人達と、ここにいること、本を書いていること、旅でのこと、看護師でのこと、お互いのことをたまたま語り合ったら、私と出逢ったことを心から喜んでくれたり、ものすごいエールを送ってくれたり。
1人で自分の中に居すぎて、見失いそうになっていた"大切な何か"を、誰かと話すたび、また思い出すことができた。そしてまた、自分の中心に戻っていく。
”逆よ、全く逆よ。自分と向き合うには一人になるんじゃないわ。いろんな人と関わり合うのよ。お友達とおままごとしろって言っているんじゃないの。自分の知らない、自分を知らない人たちと関わりあうのよ。見えてくるわよ、本当の自分が。”
byリトルミイの名言
ひとりの時間も大切だけど、出逢いの時間が、また自分を思い出すきっかけにもなる。
"相手の中に自分を見る"
いつだって相手は自分の鏡だから。
6日目、最終日
なんと昨日のジェントルマン、私の事を応援してくれて、夢を一つ叶えてくれた!!
それは、綺麗な山と海と青空がある島を原チャで思いっきり走り抜けるっていう夢!!!笑。
早速原チャを借りて、いざ出発!!!!
生まれて初めて原チャを運転する私はテンションMAX!!!
もう本当に楽しくて、海は綺麗で空は広くて山はたくさんの色で溢れていて、ニヤニヤが止まらない!!!!
こんなに美しい星に生まれてこれて、やっぱり私は最高に幸せだって!!
1人になりに島へ行って、1人の時間も幸せに大切にできて、人の優しさにもたくさん救われて、島パンもアイスも美味しくて、焼肉も原チャも花火も流れ星も最高で、怪我をしたからこそ味わえたどんでん返しの幸せも待っていて。
旅をするといつも思う。予想以上の幸せに出会えるように、この世界はいつも私を導いてくれる。今回もすべてに感謝の連続だった。きっと人生も、そういうもの!
全ての出来事は、最高の幸せにつながっている。
自分で決めてきたこの人生、どんなことがあっても幸せにしかならないんだから、自分らしく思いっきり、生きたもん勝ちだよね。
この島に来れて本当に良かった。
風を感じ、海の青さを感じ、この世界のエネルギーを感じ、目には見えないけど確かに感じるたくさんのエールに包まれながら、船に揺られ、また都会に戻るのでした。
私の執筆はまだまだ続く。
★渡嘉敷島へのアクセス★
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・那覇空港→バスで30分で泊港へ(220円)→フェリーで60分渡嘉敷島へ(往復3120円)!
・那覇空港→モノレールで15分美栄橋駅へ(300円)→徒歩10分で泊港へ→フェリーで60分渡嘉敷島へ(往復3120円)!
☆高速フェリーだと約30分で渡嘉敷島に到着!!
那覇から一番気軽に行けちゃう海と空と大地が綺麗な島♡
*キャンプサイトは一泊500円(テント持参orレンタル別料金)。
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