Marikko Gift

一人ひとりのいのちがこの世界の宝物!そんないのち達とのカラフルな日々を綴ります。(世界2周半Backpacker×路上詩人×壁画家×カメラマン×元ナース)

この地球で生きた証③/3。8/13集合引率in India*

 【6日目】点滴トゥクトゥク大冒険 

(1日目の記事↓)

dreamswithlove.hatenablog.com

(2~5日目の記事↓)

dreamswithlove.hatenablog.com

 

そしてタビイク6日目・・^ ^

一晩中、再び

きえの下痢と嘔気が

と・ま・ら・な・い!!!

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インドで下痢は

普通だけど

今まで見てきた下痢の中でも

最強レベルwww

(アメーバ赤痢っぽい><) 

 

ほんで...ついに

トイレットペーパーが尽きて

インド式トイレデビュー♡

 

一晩中トイレ往復に吐き気。

飲んだ薬も出て・・・><

 

そして私も明け方から

下痢下痢下痢!!!

私は下痢だけだったから

もう慣れっこ。

  

今日も昨日に引き続き

朝からふらふらの

きえを病院へ。

 

そしたら病院のドクター

「点滴するなら入院だ!!!

今日は外来忙しいから無理だ!」

と、そんな理由で入院宣言。

 

「入院はいやだ・・」

というきえと相談し

 

「私、ジャパニーズナース!

 点滴の管理できるよ?♡」

 

と、ドクターに話すと

なんと、点滴&帰宅の許可。

(て、てきとう。。笑)

 

結局、点滴したまま

トゥクトゥクに乗って宿へ帰宅!!

 

「What's happen?!!」

 

大勢の外来患者でにぎわう中、

点滴に繋がれて(きえ)&点滴もって(私)

病院からそそくさと抜け出す私たち。

 

「やばっ!

 なんだか楽しくなってきた笑笑」

 

と、軽く、大冒険!!!

まさかの展開が面白すぎて

勝手にテンション上がる!笑 

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そうして体調激ヤバ3日目で

超グロッキーのきえは

乗り物に乗るのもしんどくて

嘔気もやばくて動けない。

 

このまま揺れるジープで2時間は

耐えられない・・

これ以上しんどくなるのがもう怖い

ということで

 

砂漠行きを・・・

泣く泣く、断念・・><。

 

きえ、行ってくるね〜〜〜

体調よくなりますように。

 

 はじめての*砂漠*

きえを宿のスタッフに任せて

のり・パン・美咲・私で

砂漠へGO!!!

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なんと、

みんな砂漠行くの初めて!!?

・・って、びっくりしたけど

そうか、日本に砂漠ないもんなー

と、ちょっと納得。笑

 

2時間ほどジープに揺られて

途中からこーんなに可愛い

ラクダちゃんに乗っていくよ!

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”ちょっと重いかもしれないけど

 よろしくねー♡”

 

と、ラクダちゃんにお願いし、

ジャーーーーン^^!!!!

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みんな、生まれて初めての

ラクダデビュー!!!!

(私ラクダ6回目笑w)

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 ゲリピ中の私はラクダの揺れが

お腹にめちゃめちゃ響いて

 

「ストーーーップ!!!」

 

「トイレ!!!もれる!!

ラクダ!!!止めてぇぇぇ!」

 

と、ダッシュで茂みに隠れて

(隠れきれてないけどまぁ良い。)

青空トイレ^^!!笑!!

 

そんなこんなで、

一通り全て出た後は

穏やかなすずの音を聞きながら

ラクダに揺られること1時間半。

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私は日本食が恋しすぎて

美咲やパンやのりが乗る

ラクダのお尻から出てくる

緑色のうんこ

和菓子に見え始める始末。

 

コロコロしてるのが

よもぎ団子で、

 

ちょっと大きめのは

あんこが入ったよもぎ饅頭。

 

フンコロガシが転がして

砂がついているやつは、

きな粉がかかった団子。笑

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・・なーんて妄想しながら

ラクダに揺られ、、、(笑)

 

パンが睡魔に襲われて

ラクダの上で寝はじめて

 

皆のお尻と

再び私のお腹がやばくなった頃に

砂漠に無事到着〜〜〜!!!

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そして砂漠に着いて

みーーんなの笑顔見てたら

めーーっちゃ嬉しくなった!

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お腹ピーピーでも

ビールは美味しくて

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砂漠でするトイレは

相変わらず開放的で

(トイレネタ多くて

ごめんなさいwインドなので笑)

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みんなの笑顔も夕日も

どこまでも輝いていて

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「インドに来て

 本当に良かった!!」

 

みんなが話すそんな一言が

心にしみた。

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「きえも一緒に来れたら

よかったな。大丈夫かなあ。」

 

みんなできえのことを思いつつ

砂漠に沈み行く夕日を見送った。

 

日が沈むと、月よりも先に

星が次々と現れた。

 

インド人スタッフが火を炊き、

温めてくれたチャイを飲んで

 

野菜を刻んで作ってくれた

カレーを食べて

 

ついに・・・

日に日におしゃべりになっていく

のりの恋愛話に花が咲いた。

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「わー、やっと

星空の下で語れる!笑」

 

満天の星空の下

みんなで布団に寝転び

ビュンビュンに流れる流れ星みて

毎回歓喜の声をあげて

 

再び

のりの温かい恋愛話を聞いて

心まで温まった^^♡笑

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と、そこで・・・

のりの隣にいたインド人に

手をつながれたのり。

 

「やばい、何か今、

手つながれたんだけど。

きもーい!!こんな手の繋ぎ方ない

トイレ行くふりして逃げるわ〜〜」

 

「もー、嫌なもんは嫌と言わないと

ダメだね!!だって無理だもん!!

お釣りもそうだし、ハグもそう。

今まで自分の意志とか

あまり言ってこなかったけど

これからはどんどん

自分の意見言ってくわーー!!!」

 

何かが吹っ切れたかのように

決意を固めたのり。

 

(インド初っぱなはインド人達の

「Hug me! Kiss me!」に全て

「OK,OK.」だったもんね笑。)

 

頑張れ!!その調子で

どんどんのりらしく

自分の意見大切にして

生きて行けー^^!!!

 

そんでもって

美咲が持ってきてくれた

焼き鳥の缶詰をみんなで

頬張り・・・\(//∇//)\♡

 

「きゃー久しぶりの味!ってか

匂いかぐだけでもやばい!!!

日本食って最高だー!!!」

 

と、インドに来て

みんな小さなことにも

感動できるようになった。

 

そしてついに、

のりもゲリピデビュー♡

 

これで、5人中4人がインドで

下痢経験(これ、普通^^)*

何も凹むことない。

 

パンだけは、何を食べても

常にコロコロうんこ。

 

そんな中、

トイレから戻ってきたのりが

星空を見上げながら一言。

 

 

 

「・・・うんこが固いって、

 すんごいんだなぁ〜( ´ ▽ ` )」

 

 

 

(・・・。一同、爆笑!!!)

 

穏やかなのりが言うから

ますます面白い。

 

インドに来なかったら

気づけなかった

大発見かもしれないね!

 

星空の下、語らいながら

いつの間にか寝ていて

気づいたら朝になってた。

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「きえ、大丈夫かなあ。

 治ったかなあ。」

 

朝ごはんをちょろっと食べて

再びラクダ&ジープに乗って

街を目指す。

 

ありがとう!

ラクダちゃん達&ラクダ使い達よ!

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 【7日目】最終日、お別れの時。

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「おかえりーーッ!!!」

 

宿に帰ったら

きえが元気になって待っていた!

 

体調不良だったきえに

宿のインド人スタッフ達も

街のインド人達も優しくて

 

レッドブルを買いに行ったら

お金が足りなくて、でも・・

 

「お金なんて後ででいいから

とりあえず飲め!!!

元気になってから払えばいい!」

 

と全力で心配され

お金がなくても

レッドブルを飲めるという

優しさに触れたり

 

宿のレストランでスープを頼めば

 

「このスープは頼んじゃダメだ。

油を使っているからお腹に良くない!

もっと刺激の少ないものを頼め。」

 

と、またまた全力で

心配してくれたり。

 

体調を崩したからこそ

実感できた優しさに触れて

きえはきえなりに

めちゃめちゃいい経験してた。

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インドでは

人と人との距離は近くて

常識も枠もないから

日本と比較すると

困難に感じることもあるけど

 

日本じゃありえないほどの

人の優しさに触れることができる。

 

可能が不可能にも

不可能が可能にも

コロコロ変わっていく展開が

面白い。

 

のんびりマイペースの私は

何度インド人に助けられただろう。

 

”こうじゃなきゃダメだ”

が、あまり存在しないのも

インドの魅力の一つかな。

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そして、みんなで過ごす

最後の夜。

 

タビイクで過ごした

7日間の出来事を

みんなでバトンを回しながら

一つ一つ振り返る。

 

その時は必死でも

しんどくても

疲れてても

 

みんなで振り返りながら

その宝物の要素を

自分自身で宝物にしていく。

 

年上なのに

なぜタメ語で話せっていったの?

 

常識って何、価値観って何?

”普通”って、何?

 

なんでインドの列車はあんなに

わかりにくいの?

 

何でインド人たちは

みんな違うことを言うの?

 

物乞いたちには

どう接すればいいんだろう?

 

インドではどうしてこんなに

人との距離が近いんだろう。

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今までで一番嬉しかったことや

悲しかったことってなんだろう。

 

何を大切にしてどんな風に

生きていきたいんだろう。

  

インドで見た景色

出逢った人たち

インドで話したこと

インドで感じたこと。

 

日本で培ってきた概念が

どんどん崩されていく。

 

一つ一つの疑問が

人生の枠をとっていく。

 

正解は、一つじゃない。

 

この世界には本当は

”正解”も”不正解”も存在しない。

 

枠に当てはめることなく

自分自身の答えを

生きていい。

 

もっともっと、広い世界で

生きていい。

 

もっともっと、自分らしく

生きていい。

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みんなそれぞれ

インドで感じることは違うけど

騙し騙される危険回避や

体調不良への不安だけではなく

 

その先にあるインドの魅力

その先にある人の温かさ

その先にある本当に大切なもの

 

少しでも体感できたら

それは自分自身の喜びに変わる。

 

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 「俺さ、タイでは引率に旅の仕方を教えてもらって、カンボジアでは引率に旅の楽しさを教えてもらって・・・、引率やみんなと旅ができてとにかくすっごく楽しかった。でも、インドではまりこの引率から何を得たかはまだわかんないや!」

 

そう話していたパン。

 

至らないとこだらけで

ごめんなさい。

  

でも、きっとそれも完璧だとしたら

 

”インド”から、”旅”から

何を得たか問い続けた先に

見えてくるものが

 

パンが一番受け取りたかった

本物の何かなんだと思いました^^

 

私自身も問い続け、

悩みながらももっと成長していけるように

みんなと過ごした日々のありのままを

大切に受け取りたいと思います。

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そしてこの1週間で

見たこと感じたこと

 

最初は怖かったこと

一歩踏み出した先には

仲間がいて

出逢いがあって

すごく楽しかったこと

 

初めての景色に触れて

初めての価値観に触れて

初めての出逢いに戸惑って

泣いて笑って生きたこと

 

みんなのその姿を、私は 

思いっきり胸に焼き付けて

忘れないでいようと思う。

 

頭で考えた正しい答えではなく

心で感じている本音は何か。

 

生きるって何?

この世界ってどういう世界?

 

これからも恐れすぎずに

目の前の景色を味わって

どんな人生を生きたいか

自分自身に問いかけて

 

人と出逢って

いろんな世界を見て

幸せを選んで

  

自分の大好きな

人生を、生きていこ。 

 

ありのままの世界にこそ

眠っている”ほんもの”に

目を向けて。

 

全ては、生きてこそ。

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翌日、パンもついに

旅立って行った。

 

みんな、1週間

どうもありがとう!!

 

美咲の人生が

のりの人生が

きえの人生が

パンの人生が

 

どこまでもカラフルに

輝き続けますように。

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この地球で生きた証。

この地球上にまた一つ

大切な瞬間が増えました^^*