読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

地球で、思いっきり生きる。    Backpacker Mariko*

旅人×ライター×路上詩人×小児科ナース*

*30円から広がる世界④〜”看護師”でインドへの資金集め*

 インドへの切符

とある理由により、全財産が30円になった時、私の手元にあったのは、世界旅中に貯めていたマイルが貯まったJALカード!!インド行きチケットと交換できたため、インド人よりお金がなくなったこのタイミングで、インドに行くことにした!!

 

インドへの資金集めは、大好きなナースの資格を使って、たくさんの人たちとの出逢いや関わり合いを通して調達!

 

   インドへの資金集め

f:id:dreamswithlove:20170321024424j:plain

この世界で生きていくためにはお金が必要。でも、大切なのは、お金を稼ぐことじゃなくって、どんな気持ちでそれをやりたいのかっていうこと!

 

それは仕事だけじゃなくて、何でもそう^^*どんな時に楽しくて、どんな時に嬉しくて、どんな時に喜びを感じるのか。そういう「喜び」の瞬間を重ねていくことで、お金を稼ぎたいって思った。そうやってお金も循環したら、「喜び」もこの世界をどんどん循環する。

 

じゃあ、そういう瞬間って何をしている時なんだろう・・まずは、大好きな看護師のお仕事をきっかけに、その自分にとっての楽しさや幸せってやつを探してみることにした。

 

 看護師のバイト

以前までは大学病院の小児科病棟・NICU(未熟児集中治療室)やGCU(赤ちゃんの回復治療室)で働かせてもらっていたけれど、今は自由に選べる看護師の派遣バイトをやっている。

 

看護師の仕事はすごい!

 

だって、生まれたばかりの赤ちゃんから100歳以上の人たちと関われるんだもん!そして、いろいろな現場を見れる。

 

こんなに素敵な職業、他にないんじゃないかって思うほど、たくさんの人たちの人生に触れられて、心と心で関われる。それは、仕事を通して、自分自身どこまでも成長させてもらえるということ。

f:id:dreamswithlove:20170321024608j:plain
*おじいちゃん

    おばあちゃんの学校*

デイサービスで人生を学ぶ。

 

ここでは、おじいちゃんおばあちゃん達が身体の機能訓練や運動をしていたり漢字テストやカラオケ大会をやっていたり、お風呂に入って温まったりしている。おばあちゃん達は井戸端会議、おじいちゃん達はまるで小学生のようにふざけあっていたり、一人一人のペースに合わせてゆっくりと過ごしていたりする。

 

なんといっても、みんなが食べているご飯があまりにも美味しそうで、毎回私も早くおばあちゃんになりたいなぁって思った(笑)。

 

85歳のおじいちゃんの人生を聞いたら

「いろいろ好きに生きてきたから、楽しかった!やり残したことはないね、いろんなところ遊び行って、可愛い姉ちゃんたちとも遊んだりしてさ笑!バブル時代は特に楽しかった。大変な時もあったけど、全部ひっくるめて、いい人生だったよ。今は孫もいるしね。孫はしょっちゅう、うちのばあちゃんを頼って遊びに来るんだ。」と。

 

90歳のおばあちゃん
昔、好きな人を捨てて、父が勧める人と結婚したの。若い頃はそれでいろいろと大変なこともあったけど、コツコツ頑張ってきて、でもそのおかげで、今では家族も親戚も、ちゃんと暮らせているし、ご先祖さんも喜んでいると思うわ。そんな人生も、私には十分に幸せで、よかったわよ。」と。

 

幸せの形って、本当に人それぞれ。どんな風に生きても、何を選んでも、ちゃーんと幸せになれるんだ*私の約3倍くらいに長い時間をここで生きてきた人生の先輩たちは、堂々と今この瞬間も幸せを選んで笑って生きていた。

  

歳をとっても、外とのつながりの機会やいろんな世代の人たちと交流できる時間がもっと増えたら素敵だな〜!

 


*訪問入浴、夫婦愛*

おばあちゃん達に恋愛インタビュー


朝から風呂や聴診器を担いで家庭訪問。1日8件〜10件を回っておじいちゃんおばあちゃんの入浴介助。家に訪問したら、病院や施設と違った普段の生活を感じられて、何だかほっこり。病院や施設だけではなく、直接自宅に訪問できる、地域看護も面白い!

 

そして、各家庭を訪問する中で歳をとって忙しい生活からは離れて、寄り添いあいながら毎日の時間をゆっくりと過ごすたくさんのご夫婦を見ていると、歳をとるのも面白いなぁって思った

 

人生のいい時も、悪い時も、あるがまま、そのままを重ねて生きる。夫婦って、私が想像するよりもずっと深い。人生は短いと思っていたけど、思ったよりも長いかも。

 

旦那さんと仲良しのとあるおばあちゃんは言った
「あらあんたね、うちの旦那なんて若い頃はいつも仕事仕事仕事で、家族のことなんてほったらかしよ。自分のことしか頭にないの。だから歳とった今になっても、ファブリーズも知らないのよ。今日買い物を頼んだのに、ファ、ファ、なんだっけ?なんて言ってるの。頭きちゃうわ!天国に行ったら、もし再会しても無視してやるんだから笑。あははは。そうやって自分の中で勝手に折り合いつけて、楽しむのよ。」
そんな愉快なおばあちゃんを、旦那さんは笑って見ている。幸せな光景。幸せな出逢い。

 

年上女房のおばあちゃん

「この人を選んで良かったわ。どんな時も優しいの。喧嘩もするし、嫌なところもあるけどね、良い時も悪い時も、喧嘩しながらでも一緒にいたから、気づけば知らないうちに大切な人になってたわよ。今でも言い合うこともしょっちゅうよ。あはは」

 

87歳のおばあちゃん

「喧嘩なんていっぱいしたわよ!仲直りなんてしなくても、一緒にラーメン屋をやっていたから一緒に汗水たらして働いているうちに、喧嘩していたことすら忘れちゃうのよね。それはそれで楽しかったわよ。どんな時があっても、一緒にいるって決めてたから。」

 

93歳のおばあちゃんは、天国に行ったおじいちゃんの写真をベッドのオーバーテーブルに飾り、毎日一日中おじいちゃんの顔を眺めていた。今でも大切な人と一緒に生きている安心感がそのおばあちゃんの大きな支えになっているようだった。

 

旦那さんに先立たれたおばあちゃんも、奥さんに先立たれたおじいちゃんも、結婚指輪を今でも大切にはめていて、残りの人生をゆっくりと過ごしていた。暖かいお部屋で食事をして、ベッドでゆっくりして、テレビを見て。日常の何気ないことの中にも、幸せのカケラはたくさんあった。

 

大切な人と生涯を共に過ごした思い出が、愛された記憶が、その人をずっと幸せの中で生きさせてくれている、ような気がした。今までの出会いを、人生での出来事を、全部を宝物のように抱いて生きている人たちがたくさんいる!!

 

何十年も、大切な人と寄り添い合える幸せ半端ない!好きも嫌いも越えて、受け入れあって。お互いが鏡。相手の中に見えるものは、全て自分の中にあるもの。

 

「あなたもいい人に出逢えるといいわね。」

 

こんな風に、ほっこり幸せを、おじいちゃんやおばあちゃんたちにおすそ分けしてもらう日々。自宅でのお風呂介助の関わりは、病院とは違ってみんなリラックスして心を開いてお話をしてくれやすいから、とっても楽しい*(腰はヤバイし、体力は必要だけど)

 

 

 

*イベント救護*

男の子の中身は幾つになっても少年?!

 

ひろ〜い公園で、小さい子ども達から大きな大人まで全力で競い合う、自転車競走(?)のイベント救護をやってみた。「自転車競走って!!!自ら怪我をしに行くようなイベントではないか!怖い!」と思っていたら、「去年は転んで心肺停止になった人も出たから、よろしくね〜!」と。

 

 

朝から夕方まで、死人が出ないように誰よりも切実に祈り続けた。次から次へと怪我をして救護室にやってきたるのは3歳〜60歳くらいまでの、たくさんの男の子たち(笑)!

 

 

小学生の男の子は、ゴマ粒程度のちっちゃな傷口を半泣きで見せに来てくれて、消毒をして絆創膏を貼ってあげたら「ありがとーー!また自転車乗ってくる!」ってすぐに笑顔に戻って帰って行った。なんとも可愛い!

 

 

30歳前後の男の子は、顎から血をだらっと垂らして登場。応急処置をして、縫ってもらいに病院へと促すと、数時間後、嬉しそうにはにかみながら戻って来た「病院で縫ってもらいました!応急処置が良かったって!これからまた自転車に乗ってきます!」と。

 

 

50歳前後の男の子達は、みんな揃いも揃って泥だらけの傷口を、次から次へと見せに来てくれる。水道できれいに洗ってから見せに来てねって、オウムのように繰り返し伝えた。消毒をし、手当てをすると「ありがとうございました!また自転車に乗ってきます!」と満面の笑みで戻って行った。

 

 

3歳から60歳くらいまでのたくさんの男の子たち男の人って、何かに夢中になると、まるで何歳になっても変わらない大きな子どもに戻るみたい(笑)。どこを怪我しても、傷口を汚れたまま見せに来てくれて、手当てをすると懲りずに「また自転車に乗ってきます!」ってみーんな同じ。笑!男の子たちって、面白い笑。

 

 

そんな世間の男の子たちに一言

怪我をしたらちゃんと水道で洗ってから、救護室に行ってくださいね*

 

必死な祈りのおかげで死人も重症患者さんも出ず、無事に終えたイベント救護♪

 

 

 

*中学生のスキー合宿引率*

 先生達の目が、生徒さん達への愛情で、輝いていた。

 

自然教室って先生達にとっては本当に大変。日頃の業務に加えて準備からそれはもうコツコツやって、本番に向けて指導して、合宿中も早朝から深夜まで動き回る。体力的にも気力的にも、もう、ちょー大変!!!笑。でもね、ちょー素敵!!!こんなに一人一人の生徒さん達をちゃんと見ているんだって、感動した。

 

先生達の心に、”どうでもいい”なんて言葉が一つもない。

 

生き甲斐でもあって、大変だけどやりがいで溢れている仕事、ここにも何気ない幸せがたくさんあった。

 

人と向き合う仕事、どこか看護師と似ている仕事。

 

一人一人の子ども達の心に、先生達や友達と過ごした日々はきっと一生残る。素直で不器用でちょっとませてて可愛い中学1年生たちと、生徒さんたちを真剣に想う素敵な先生たちの学校。

 

看護師として引率した、2泊3日のスキー合宿。今回はインフルエンザもノロウイルス感染症も大きな怪我もなく、無事終了。小さな怪我や精神的ストレスによる頭痛や嘔気はご愛嬌。3日間、中学生らしい面白さに笑わせてもらい、中学生の頭の中や心の中とそっと向き合い、素敵な先生たちと色々と話し、とってもとっても楽しかった。

f:id:dreamswithlove:20170321030758j:plain

 

看護師という仕事をきっかけに

新しい出逢いがどんどん広がる。

見える世界がどんどん広がる。

一つ一つの出逢いが、喜びにかわる

 

人との心からの出会いが、私の人生をますます豊かにしてくれた。私は人が好き。誰かと心から繋がれる瞬間が好き。一見堅苦しい日本の社会も、やっぱり素敵なことで溢れてた!!!

 

看護師の資格を通して、自分自身の歓びの瞬間も知ることができた。そんなこんなで稼いだお金で、インドへ行ってきまぁす♡