地球で、思いっきり生きる。*Backpacker Mariko*

旅人×ライター×路上詩人×小児科ナース*

インド、ヒマラヤ山脈の結婚式!泣き虫花嫁の笑顔を追いかけて*

  リシュケシュ

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上流のガンジス川は、まだちょっと綺麗⭐️

そして、リシュケシュに着いてまず見つけたのは、ヨガよりも酒!!!

 

  

「サケ〜!カンパ〜イ!

   ダル〜!(ヒンディー語で酒)」

 

 

酒好きは酒好きを呼ぶ!?ということで、偶然にもお酒繋がりでこんなにひょうきんなインド人と仲良くなった!!笑

 

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日中はカフェで執筆活動をして

夜にはガンジス川の畔で

フランス人・イスラエル人・インド人

みんなでウイスキー片手に語り合い。

 

  

月明かりで

キラキラ光る砂浜の上で薪。

 

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スクーター3ケツで

夜の山道をドライブして・・

そんなゆる〜い毎日!

 

 

(あれっ、ヨガしてない。笑)

 

 

お酒がないと聞いていたのに

お酒に巡り合えるし

 

 

肉もないと聞いていたのに

牛肉並みに美味しいマトンの肉が

お酒のつまみで出てくるし

 

 

景色は綺麗だし自然豊かだし

ガンジス川もあるし、神様いっぱいいるしリシュケシュもさいっこう\(//∇//)\!!

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そして

ヒマラヤ山脈の結婚式でも見に来るかい??」

 

 

仲良くなった、ヒマラヤ生まれのインド人(以下ロヒート)のいとこの結婚式に、連れて行ってもらうことになった。(※人を信頼するかしないか、最終判断は自己責任!)

 

 

  ヒマラヤ山脈の結婚式

朝から酒好きロヒートのつてを通してお酒をGETし、バイクでガンジス川に沿ってヒマラヤ山脈をドライブ!!

 

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もう、最っ高に気持ちいい!

 

 

景色も綺麗だし晴天だし寒くないし

これから何が起こるか

さっぱりわからない

未知の世界への突入感!!

 

 

これぞ、!!これぞ、冒険!!!

 

 

 

砂利道も泥道も山道もコンクリート

インド人の手にかかれば、スクータは

どこへでも行ける最強の乗り物になる(笑)

 

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山には草花もいっぱい。

薬草やスパイス、自然の恵みの宝庫。

自然豊かな山には人間が

生きるために必要な全てのものが揃っていた。

 

 

走ること約2時間

着いて早速、木陰に隠れてお酒タイム♡

(インドでは宗教上お酒はタブーとされている)

 

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ワクワクしすぎて、

おでことほっぺと歯の間に

カレーが付きっぱでも気づかないほど!

 

 

そして、転がり落ちそうになりながら

急な山道をひたすら降りて会場へ。

 

 

山に住むインド人たちは急な山道も

機材や料理や赤ちゃんを片手に持って

難なく降りて行くから本当にすごい。

 

 

会場に入ると、やはり、、

部外者の私はみんなの注目の的。

 

 

図々しくも、ちょっと遠慮気味な笑顔で

「ナマステ〜^^♡」と言ってみると

みんな、”こいつは誰だ?”

っていう表情をしながらも、笑顔で

「ナマステ〜^^...」と返事をしてくれた。

 

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真ん中に座っているのが花婿さん。10Rs(約20円)のお札で作った可愛らしい前掛け(?)をかけて花嫁さんを待っている。生涯お金に困らないようにっていう意味があるみたい。 可愛いらしい!!(笑)

 

近くにいたおじいちゃんはすぐに私の席を準備してくれて、誰も拒むことなく笑顔で私の存在を受け入れてくれた

 

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なんて優しいんだ、インド人。

 

 

親戚中が集まる結婚式という場の中に無関係な外人が参加するなんて、日本ではありえないよね。

 

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図々しくお邪魔して、ごめんなさい♡(笑)。みんな集まって、演奏やダンス、昼食のカレーに、お祈りに、歓談。

 

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そして

 

花嫁さんと花婿さんをつなぐ儀式が始まる。

 

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真ん中に神父さん的な人が

神棚みたいなものを準備して

その周りを参拝しながら

7周くらい歩くという。

(説明が雑でごめんなさい!笑)

 

 

ゆっくり時間をかけてこの儀式を行い

その間にみんなはその様子を見たり

隣でダンズをしたり、自由な様子!

 

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山の結婚式は、街での結婚式と違って、食べ物や装飾にあまり重点を置いてはいない。主に、この『結婚の儀式』が目的。

 

親戚中の子ども達は、私が手でカレーを食べるのをずっと見つめたり、何かするたび笑ったり手伝おうとしてくれたり逃げていったり・・

 

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そんなやり取りを通して仲良くなり、

あっという間にこの表情。

 

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みんな人懐っこくて

本当にもう、可愛すぎるっ!!!

 

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周りのみんなが穏やかに結婚式を楽しむ中

可愛らしい花嫁さんの表情は

ずっと曇ったままだった。

 

 

笑顔が一瞬も見られない

 

 

花嫁さんと花婿さんは2人とも23歳。山の学校で出逢い、お互い愛し合って、みんなの合意のもと結婚を決めたというのに、なんだか悲しそう

 

 

儀式が終わり、ひと段落つくと、別室に移動。花嫁さんの友達や家族や親戚がお金を持って、まるで永遠の別れのように大号泣しながら花嫁さんを取り囲んだ。

 

 

そして

花嫁さんもついに大号泣

 

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その間も、男達の楽しく賑やかな

音楽とダンスが続き・・

 

 

すると、そこに突然

が登場し、

続いて、人が一人入れるほどの

可愛いお神輿が登場した。

 

 

 

そして、

「いやダーーーー泣泣泣泣!!!!」

泣きじゃくって

全身で抵抗する花嫁さんを

男性軍が無理やり抱きかかえ

 

 

無理やり

可愛いお神輿の中に突っ込んだ。

 

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む、無理やり・・・

 

 

そう、無理やり・・・(笑)

 

 

そのままお神輿は担がれて

なだらかな山道を通り

花嫁さん、退場。

 

 

そして花婿さんは馬に乗り

花嫁さんの後に続いて退場。

 

 

会場に残された花嫁さんの家族や友達は

泣きながら退場を最後まで見守って

結婚式が終わる。

 

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花嫁さんはそのまま号泣しながら車に乗せられて、花婿さんの家を目指す。残された人たちも次々とバスに乗り、一緒に花婿さんの家を目指す。

 

今夜はみんなで花嫁さんを花婿さんの家へ送り届け、最後に盛大なパーティーを開くと言う。

 

 山の結婚式は、式が終わると花嫁さんは花婿さんの家に嫁ぐため実家には滅多に帰れなくなる。実家は、山々を挟んだ遥か遠くだから。

 

 

実家に帰るのに車もバイクも持っていなければ、街から数時間かけて迎えを呼ばなければならない。wifiもないし、ポストもない。唯一の連絡手段は、電波の不安定な電話。

 

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寂しかったんだね・・・

 

 

結婚は幸せだけど

大好きな家族や友達とはもう

なかなか会えなくなる

 

 

山での結婚にはそんな複雑な心境が

入り混じっていた

 

 

みんな、その複雑さも葛藤も理解して

受け入れ合おうとしているようだった。

  

 

花嫁さんの表情が気になった私は

ロヒートのスクーターの後ろに乗って

夜道をジェットコースターのように走り抜け

花婿さんの家を目指した。

 

 

  ジャングルでもらったギフト 

結婚式後、歌を歌いながら夜道のスクーターを楽しみ、1時間ほど走って神社みたいなところに行き、最後の儀式を見届けた後・・・

 

みんな「婿の家まで歩くよ〜!」って。

わたし「どこを目指すの〜?」って聞くと

 

山の頂上の遥か遠くの明かりを指差すではないか。

 

 「え?!あそこまで歩いて行くの?!!」

と、仰天する私にみんなは笑う。

しかも、今は20時半。

 

 

日はとっくに沈み

月はまだ登っていない。

携帯の充電は切れて

懐中電灯もない真っ暗闇。

 

 

何も見えないのに足場は悪く

じゃりや土や草の他に

インドではお馴染みの

牛やロバや馬やその他動物の

うんこまでたくさん落ちている

更に私はビーチサンダル。

 

 

でも今はまず

うんこを気にしている場合ではない

と判断した私は

頭の中からうんこの存在を抹殺!!!

 

 

今日中に宿に帰るとかいろんなことを諦めて

 暗闇の中、50人以上のインド人達とともに

なぜか、突然の登山スタート!!!

 

 

花婿の家、遠すぎるw

 

 

険しい道の中

インド人たちは強い。

 

 

花嫁さんが乗った神輿を担いで

伝統音楽を演奏しながら

赤ちゃんを片手に持って

女の人は伝統衣装のサリーや

少しヒールのあるサンダルを履いて

小学校低学年の子も文句も言わずに

みんなスタスタと登山していく。

 

 

そして、トイレに行きたくなった私は

世界最高レベルに素晴らしい

トイレスポット新発見!!!

 

 

みんなと歩いて来た道を少し戻り

暗闇の中トイレができそうな場所を探していると

蛍の光がどこまでも広がっていた。

 

 

蛍の光に囲まれながらの

!!!

 

 

それは見事に

私の世界トイレスポットランキング上位3位

ランクインするくらいの光景で!!!!

すごくきれいだった。 

 

 

(ちなみにまりこの世界トイレランキング⬇️ )

1位、南米パタゴニア

 →フィッツロイ山の頂上で朝日を見ながら

2位、モロッコ・インド・エジプトの砂漠

 →満天の星空を見ながら

3位、インドのヒマラヤ山脈

 →ホタルの光に囲まれながら

4位、モンゴルの大草原

 →どこまでも広がる広大な大地の上で

5位、メキシコのヤシの木で作られたトイレ

 →ドアが崩壊中で、ホタルも流れ星も見えた

 (世界中で、ごめんなさいw)

 

 

暗闇での休憩地点には

先頭集団のインド人達が置き忘れていった

大切な神聖な儀式に使う小道具を発見

(肝心なところが抜けているのもインド人の可愛いところ)

 

 

「こんな大切なものを忘れていったら

 バチがあたるぞー!笑」

一緒に歩いていたインド人達と笑いながら回収し

 

 

歩くこと3時間半

足場の悪すぎる道ではさりげなく

インド人のおじちゃん達が後ろから

慣れない私の足元をライトで照らしてくれて

ずっこけそうになったら「Ohhhhhh!!!」

とか言いながら支えてくれて

 

インド人の優しさに

ますますインドが好きになった

 

 

誰かが道端に忘れていってくれた

魔法使いみたいな杖を使って

おばあさんのように歩く私は

みんなに爆笑されながら

無事にほぼ山の頂上まで到着!!!

標高でいうと1300mくらい登った。

 

 

そしてまた、なにやら神聖な儀式を行って

(相変わらず、お札でできた前掛けが可愛い笑)

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そのままインド人たちは夜通しで演奏しながら

ダンスパーティー!!!!

 

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どこまで

なんだ!!!!

 

 

私は・・・すっかりノックアウト

 

 

「もう眠くてダメだー」と言うと

優しいおばちゃん達が笑いながら

疲れ果てた私にベッドのスペースをよけて

みんなとても入りきれないくらい狭いのに

「ここで寝なさい!」って、

当たり前のように場所をくれた

 

 

誰も文句なんて言わない

誰も非常識だなんて怒らない

そもそも常識すらないのかもしれない

寛大で優しいインド人・・

 

 

満員電車でも、満員バスでも

満員のトゥクトゥクでも

どこでも無理やり乗ってくるインド人達に

困ったこともあったけど

困っていると必ず助けてくれた

 

 

電車がわからない時も

目的地の場所がわからない時も

お金がなくて困った時も

具合が悪くなった時も

迷子になった時も・・・

 

 

階段から転げ落ちようものなら

みんなすぐに飛んできて

心配しながら起こしてくれる。笑

 

 

そこに大きな感謝も求めない。

お互い当たり前のように助け合うから

あったかい。

 

 

インド人の優しさにすっかり甘えた私は

インド人の子ども達に紛れて

爆音でダンスの音楽が鳴り響く中

そのまま朝までぐっすり、寝たのでした・・

  

 

家族のように可愛がってくれたおばちゃんに

優しい親戚のみんな 

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気づくとみんなは私を家族の一員のように

温かく見守ってくれていて

 

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ヒンディー語しか話さないみんなとは言葉でコミュニケーションをとるのは難しかったけど、「みんなの目を見て微笑む」を繰り返していたら、いつの間にか距離は縮んでいた。

 

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そして、昨日泣いていた花嫁さんは、今日は少し穏やかな表情をしていた。

 

ひょこっと私の隣に座ってくれた花嫁さんに、慣れないヒンディー語「すごくすごく可愛いね!!!!」って言ったら、「ありがとう。」って、また表情が柔らかくなって・・・「笑って〜〜〜!!!」ってテンション高めで思いっきり笑いかけたら、ついに、笑ってくれた!笑

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やっとやっと、笑った!!!!

 

笑った笑顔はますます可愛くて、ずっきゅん💓

 

昨日あんなに泣いていたから、心配だったよー

 

「そう、その表情、本当に可愛いよ!!おめでとう!!」って、思わずますます褒めちゃったら、恥ずかしそうに、でも、嬉しそうにまた笑ってくれた。

 

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そして、私の拙いヒンディー語

「幸せにね!」って言ったら

 

 

思いっきりうなずいて、

嬉しそうに、また笑ってくれて

ありがとうって。

 

 

心が、触れ合ったって思った。

 

 

「来てくれてありがとう」

「ここに居させてくれてありがとう」

 

 

彼女と私のありがとうが重なって、また笑った。

 

 

「come back(また来てね)」

 

 

英語が話せない彼女が私の手をぎゅっと握って、初めて英語で、うっすらと涙を浮かべながら伝えてくれた言葉が、すごくすごく、嬉しかった。

 

 

そして、ぎゅーっってハグをしてバイバイした。

 

 

インド人のおばちゃん達も「遠いところからよく来たねぇ、来てくれてありがとうね。」って、まるで家族のように私をぎゅっと抱きしめてくれた。

  

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ヒマラヤ山脈の山奥に嫁いだ

可愛い彼女が抱えていた寂しさも

笑顔も、幸せな気持ちも

全部素敵で、温かかった。

 

 

国境も言葉も人生も、

何もかもを越えて繋がれるもの

それはやっぱり「笑顔」だ。

 

 

家族ができた感覚が嬉しくて

みんなの笑顔が嬉しくて

温かい心が嬉しくて

心が喜ぶとんでもないギフトを

もらったみたいだった。

 

 

ひょんなきっかけで参加をした結婚式で

たくさんのインド人達からたくさんの

「優しさ」や「笑顔」は

私の人生をますます輝かせてくれた。

 

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2時間半程かけて足元の悪い道を下山しながら、生きているっていう喜びをかみしめた!

 

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そして、汗だくになった私たちは

ガンジス川でバタフライと平泳ぎをして

リシュケシュの街へと戻ったのでした* 

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(あれ、結局リシュケシュでヨガしてない笑)