【2.ナースの私、本を書く!】
わたし、『今』本を書く!
天国に行った、たーくさんの子ども達が
そろそろ伝えてって言っている!!
看護師として小児科病棟で働いていた3年間、命の闘いの現場で私は子ども達からいのちをかけて『生きる』とはどんなことなのか教えてもらった。
今、ここで生きていられる奇跡
大好きな人達と笑い合える奇跡
生きる楽しさ
今この瞬間の愛おしさ…
いのちって何だろう?
生きるってどういうことだろう?
普通に元気に生活していたら
そんなこと考えないかもしれない。
でもね、それじゃもったいない!
「みんなが生きられなかった
今を、私が思いっきり生きるから
ついておいで!!!」
こう言えるようになるまで、ものすごい葛藤があって、ものすごい暗闇があって、いっぱい泣いて、いっぱい絶望に出逢った。
まだ子どもの頃、世界で一番大好きな人が病気になったとき、ものすごくものすごく、苦しかった。
大人になって、看護師になって小児科病棟で働かせてもらって、嬉しい瞬間もたくさんあったけど、救えなかった命に、何もできなかった命に、もっと何かできたかもしれない命に、どうしたらいいかわからなかった命に、自分を責めることも沢山あった。
辛くても悲しくても嬉しくても楽しくても、自分が今ここで生きている意味、生かされている意味を問い続けた。
子ども達から教えてもらったことを全力で大切にするために、天国に行ったたくさんの“いのち”と一緒に生きていくこと、そして思いっきり生きる決意をして、ひとりで始めた、世界中での大冒険の旅。
各国々を旅する中で気づかされていった、“本当に大切なことたち”は不思議と、私をどんどん私らしく、そして、見える世界をどんどん自由に、色鮮やかにしてくれた。
それは、温かくて幸せで、美しい、生きていることもいつか死ぬことも、嬉しいと思える世界。そして、自分の人生を、大好きだと思える世界。
旅をするって、本当にオモシロかった!!
旅は、私の人生を思いっきり豊かにしてくれた。
この地球上で思いっきり生きて旅をして
何度大笑いしただろう
何度泣いただろう
何度感謝しただろう
何度帰りたくなっただろう
何度帰りたくないって叫んだだろう
何度楽しいって心の底から思っただろう…
全部、全部、数え切れないくらい!
地球がこんなに綺麗で
太陽がこんなに暖かくて
星空がこんなに近くにあったなんて
初めて知った。
生きる喜びを、初めてこんなに味わった。
どうか、伝えたい。
たくさんの人達に伝えたい。
私からじゃなくって、これは
天国からのメッセージ。
たーくさんの、いのち達からのメッセージ!
看護師として全力で命と向き合ってわかった大切なこと、そこから思いっきり生きて世界を旅して見えたこと、帰国して感じた世界、どこをとってもとんでもない大発見の連続だった。
暗闇も光も全部含めて、
生きるって、美しかった。
地球って、全力でオモシロかった。
看護師でのこと、世界旅中のこと
そこから見つけた宝もののこと
ぜーんぶひっくるめて
一冊の本にしたい!!!
写真もたくさん載せてまっすぐに伝えたい。
地球で本当に生きるってどんなことなのか!
本なんてどうやって書くかもわからない。今はまず、ありったけのこの『想い』を言葉にしていくんだ*
今後は出版社をまわったり、商業出版や自費出版について調べたり、、出版社の立ち上げ方を調べたり…もう、道は無限大!
だから、自由!
『本を書く』ことによって
また新たな旅が始まる予感。
どんな出逢いがあるんだろう。
どんな道に繋がるんだろう。
ナースの私、本を書く!!!
NICU・GCUでのお仕事*
*お仕事*
旅からの帰国後、いろーーーーんな出来事を経て
一時的にまた前の職場に戻った。
またどうしても、病棟の子ども達と本気で関わりたくなってしまったのだ♡
今回は小児科病棟ではなく、NICU・GCU病棟で働いて
とっても勇気ある赤ちゃんたちとたくさん出会った。
そこにいる赤ちゃんは早く生まれてきたり、病気や障がいを持った赤ちゃんたち。
ママやパパや家族みんなや私たちに、何か大切なことをいのちをかけて教えてくれようとしていた。
わずか数百gで生まれたいのちも、
ちゃんと生きていた。
わけあって、産まれてすぐママに抱かれることができなかった赤ちゃんたち。
でも、すくすく成長して
初めての抱っこ
初めてのお風呂
初めての授乳
初めての瞬間に立ち会うたびに
なんだかとっても嬉しくなった。
初めての瞬間にママ達が流す涙は、とっても美しい。
不安や希望
家族のいろんな感情が行き交う場。
本当は愛したくて
でも受け止められなくて
沢山の葛藤を抱えている家族もいる
でも
病棟だけど、
『(誕生)おめでとうございます』って
まずは温かい笑顔で
赤ちゃんと家族を迎え入れる
「地球へようこそ〜♡」って
産まれたばかりの赤ちゃんに
こっそり話しかけてみたら
パッチリとお目目をあけてこっちを見てくれた。笑
赤ちゃんの涙
ママの涙
パパの涙
温かい涙
嬉しい涙
不安の涙
絶望の涙
どの涙の奥にも、大切なたからものがみえる。
赤ちゃんたちは、すごく可愛い♡
誰も教えてないのに、お口からミルクをちゃんと飲む。
小さな小さな赤ちゃんと、
その家族の原点となる病棟は、
いろんなことを越えて、
毎日たくさんのいのちの
『生きる』で溢れていた☺︎*
(現場は戦場のように忙しいけど笑♡)
*富士夢祭り*
*富士夢祭り*
《富士山×出逢い×夢×遊び×無限大》
つまり、最高のお祭りってことだった!!
1年に一度、旧暦の七夕の日に日本中・世界のいろんなところから集めたみんなのゆめを一枚一枚つなぎ合わせて富士山の頂上に持っていく。
それぞれが山頂目指していろんなルートで登っていく。夢を集めていなくてもいい、その日何気なく富士山に来た人の飛び込み参加もOK。
とにかくみんな、旧暦の七夕の朝に、富士山の山頂に集合!!っていう感じ!!!
頂上では、ゆめを広げて、みんなでお祭り開催!!
下山後には富士山の麓で温泉に入り、キャンプファイヤーに星空鑑賞。
なんで、ゆめ??
なんで、富士山??
それを知りたければ、参加するといい。
とにかく言えるのは、ゆめを誰かに聞くたびに私のゆめが広がって、誰かのゆめを応援するたびに私のゆめが前進したってこと!
初めての富士山
私は村山古道をスタートに
0合目から登った。
もうダメ〜って思うときも
なんでこんなことしてるんだ?
って自問自答するときも
結局辿り着くのは
“山頂でみんなに会いたい“
っていう気持ち。
0合目から6合目の間は、こんなに自然が豊かだった。
朝日の光のカーテンをくぐり
可愛らしいキノコに出会い
お花畑に感動し
手のりの蝶々に癒されて
ハートの葉っぱにはしゃいだ
休み休み、一歩一歩進んでいく。
山頂で
どんな素敵な人達と出逢えるのか
どんな景色が見れるのかが
とにかく楽しみだった。
人との『出逢い』は
世界をもっと広げてくれる!
先の見えない茂みの中を
無心になって前に進むとき
思ってもいなかった力が湧いてきた。
苦しいの先を見たくてたまらない!!
“苦しい“の中で芽生えた遊び心こそが
“苦しい“を “楽しい“ にかえてくれた
よーく考えたらバカバカしいことでも
本気でやるとどんどん景色が色鮮やかになった♡笑
それぞれがそれぞれの道を進んで
辿り着く先には
同じように前に進んできた
みーんながいる。
人生と一緒。
あ、これが
苦しい時も嬉しい時も困難な道も
”全部含めて楽しめる力”
なんだって思った。
富士山の6合目からは
下界でやってる花火大会は
すごく小さかったし
夜景は予想以上に
キラキラ輝いていた。
6合目で迎えた朝は晴天で格別に心地よくて笑顔がとまらなくって
6合目までの登山がキツかったせいか、山頂までは鼻歌歌いながらお散歩気分♫笑
そして、山頂は入道雲よりも高かった!
山頂で突然巻き込まれた嵐も、ちょっと(とっても)面白かった♡
翌朝の晴天の中
日本のいろーんなところから
続々と集まってくる仲間たちと
一緒になって山頂で夢と遊んだら
そこでうまれた一つ一つの言葉が
心を震わせて涙が出た。
0合目からともに登った、喜納昌吉さんの歌もよかったなあ*
♫泣きなさい、笑いなさい
いつの日かいつの日か花を咲かそうよ
花は花として笑いもできる
人は人として涙も流す
それが自然の歌なのさ
こころのなかに、こころのなかに
花を咲かそうよ〜♫
私が旅中に感じていた、あの生きている喜びがまた込み上げてきた。
こんな瞬間を、日本でもいっぱい感じて生きたいなって素直に思った。
******************
下山後は富士山の麓で
温かいお風呂に入って
キャンプファイアー*
ご飯がいつもより美味しくて
お風呂がいつもより気持ちよくて
炎がいつもより明るくて。
そのままごろーんと寝っ転がったら
流星がびゅんびゅんの満天の星空!!
最終日は、原っぱの上で
みーんなの夢とたわむれて
みーんなの夢と一緒になって遊ぶ♡
うたを歌って、夢の上でゴロゴロして。
それでまた、大切なことに気付く!
『生きているってこんなに楽しいことだったんだ!!!!』
みんなの夢を集めることは強制でもないし、誰に頼まれたわけでもない*
でも、富士夢祭りに向けていろんな人に夢を聞いたとき、私はみんなが書いてくれた夢がすごく嬉しくて、その人のことをもっと好きになった。
みんなの夢の中に、私の夢もあった。
世界中から集めてきたみんなの夢を富士山の山頂に運んで、勝手に戯れて全力で遊んで、こんなところで一体全体なにしてるんだろう(*^^*)って思うけど、だからこそ楽しくて、世界中のみんなと遊んでいる気持ちになって、何だかとってもワクワクして、笑って泣いちゃうほど人生の自由さを感じた!
空の青も入道雲の白も自然の緑も
富士山のゴジラの背中みたいな一面も
日本一のアスレチックも
花のカラフルさも蝶々の優しさも
見えている世界がまた一段とキラキラして見えた。
登山がしたくて富士山に登ったんじゃなくって、富士夢祭りっていうお祭りを通して、どんな景色が見えるのかを知りたくて富士山に登った結果、、
富士山は、マチュピチュに通じていました!!
それは
私の人生がまた動き出したってこと*
そして
日本を、世界をもっともっと
好きになり出したってこと。
それが何なのか
頭で考えているうちは、枠の中。
心の本当の本音を出して生きるとき、
世界がやっとキラキラ輝き始める。
限りのあるこの人生を
どんどん自分の中にある枠を外して
思いっきり自分らしく冒険しよう!
お祭りって、すごいね!
お祭りって、楽しいな!
そんなことを感じた、富士夢祭りでした。